『どうかご自愛ください――精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『どうかご自愛ください――精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』です。

1 読んだら役に立つと思われる人
・ついつい自分を責めてしまう人
・自分に自信のない人
・自分を愛したい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①未来に後悔するを知れたこと
②今できることを大切にすること
③自分で決定することの大切さを知れたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
自尊感情が自分はあまり高くないなと思ったので、
高めるためにはどうしたらいいのか?
と興味がひかれたので読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
未来に後悔するを知れたことです。
何か新しいことをするのに失敗したらどうしようと思うこともあるでしょう。
新しいことに挑戦して失敗しないようにしたけれど、
うまくいかなかったことがあるのも当然のように思います。
そこでああしておけばこうしておけばと
過去に縛られてしまうこともあるでしょう。
それが積み重なることで後悔をするくらいなら、
新しいことをしないでおこうとなることがあるのも理解できます。
未来に後悔するというのは、
過去に失敗してうまくいかなかったことを、
未来に似たようなことが起こったら、
こうしようと新たな行動につなげることです。
後悔→過去に縛られる→行動のやる気を削ぐ
後悔→未来にどう行動するか→経験として次に活かす
せっかく行動したことなのですから、
次につなげるにどうしたらいいか?
過去の原因だけにとらわれず未来への視点を向けるようにした方が
自分へのストレスも軽く建設的だと思いました。
2つ目は、
今できることを大切にすることを知れたことです。
過去について起きたことは変えられません。
また、未来については遠ければ遠いほど様々な要因が増えるので
すべてを予測して対処することはほぼ不可能です。
簡単な例としてテストを受けために今勉強しているとしましょう。
過去にこのテストでうまくいかなかったとつい考えてしまう。
→今できることはテスト勉強をすること
未来を考えて、テストを受けてうまくいかなかったらどうしようと考えてしまう。
→今できることはテスト勉強をすること
考えて何かをしていると思っても、
今できることをしていない・・・
過去を振り返って同じようなことしてたなと思ったので、
過去や未来にとらわれたら「今できることは何?」
と今に戻ってくる心掛けようと思いました。
最後の3つ目は、
自分で決定することの大切さを知れたことです。
最終的に自分で決めないのは、
先延ばしにして決定をしない、
もしくは自分以外の人がいないと決定できないとも言えます。
先延ばしにして決定しないのは、
決めたことで得られたかもしれない可能性を
消極的に決定して捨てたといえるかもしれません。
自分以外の人に決定してもらうのは、
責任を少なくする意味では楽ですが相手の決定に乗る決定はしています。
また、自分がどうしたいのか?を考えなくなると、
自分が本当にしたいことが何か分からなくなります。
行動した結果に対するフィードバックも、
あの人がうまくできなかったとしてしまえば
自分を省みる機会も失ってしまいます。
自分で決定することで、
自分のしたことがどういう結果に繋がったのかを
自分のこととして素直に受け止める。
そうして、
自分で動きだして決定と結果を繰り返しながら、
自分を見つめ直してみることがとても大切だと改めて思いました。
全体的な感想としては、
自分の世界の中心は自分であり今を大切にしようと思える1冊でした。
(他の人もそれぞれの自分の世界の中心であることを認めていることが前提)
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『どうかご自愛ください――精神科医が教える「自尊感情」回復レッスン』を使ってみてはいかがでしょうか?