『本を出したい』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『本を出したい』です。

1 読んだら役に立つと思われる人
・本を出すために何をすればよいのか?知りたい人
・本の企画書の書き方を知りたい人
・本を出したら何が変わるのか知りたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①共感についての考えを知れたこと
②書くことの科学変化にしっくりしたこと
③本を出すために何を意識するかわかったこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
本を出したいと思っているが
ずっと先延ばしになっているので、
具体的に何が必要なのか知りたくて読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
共感についての考えを知れたことです。
本を書いたなら共感してもらいたい気持ちはあります。
しかし、こう書いたら共感されるかなと
読者に合わせようとすると本は変なことになるようです。
おそらくより多くの共感を得るために
具体的にならず抽象的な内容になるためと推測しました。
(具体的に言いたいこと↔より多くの共感を得るために抽象的になること
が競合して広く浅い共感はされるが深くは刺さらない結果になる。)
この本の中で推奨されている共感の仕方は、
まず、自分の考えをできるだけ深掘りすること。
深堀りした結果が読者と結果的に共感するという
読者の深堀り具合と結果との一致を目指すものでした。
どれだけ自分の考えを深められるか?
そしてそれを相手に伝えることで得られる共感は、
著者と読者をつなげる特別なものだと思いました。
2つ目は、
書くことの科学変化にしっくりしたことです。
頭の中にある状態を気体
頭の中にあるもののひとまず書き出したものを液体
1つの文章にしたものを固体
としています。
この記事も自分が本の大切だと思ったところをピックアップして(液体)、
文章として組み立ています。(固体)
本を読み終わった時にどんな文章にまとまるのかは正直分かっていません。
大切なと思う項目を並べることで、
どれを書こうかを選んでそれをより具体的にして文章にする。
そうした科学変化が書くことによって
起きていることを改めて感じました。
最後の3つ目は、
本を出すために何を意識するかわかったことです。
①自分が出したいから出す
②自分は読者に役立つ何を提供できるから本を出す
①の場合、商業出版と言うよりは自費出版。
自分の中で納得したものを出したい。
身近な人に配ったり、それで少しでも理解してくれる人がいると嬉しいイメージがわいた。
②の場合は商業出版
自分の何が相手の役に立つのか?
自分を棚卸しつつ自分持っているもので、
自分は持っているけれど相手は持っていないもの。
そうした自分だけでなく回りへの視点を広げることが、
回りとの違いから自分を知る手掛かりになり、
相手に必要なことは何かに繋がっている気がしました。
商業出版をしようして仮に商業出版できなかったとしても、
商業出版を考えることで視野を広げられたこと自体が
とても有意義なことだと感じました。
全体的な感想としては、
本を書くことで自分の世界が広がり、
読者の世界も広がることを感じる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『本を出したい』を使ってみてはいかがでしょうか?