本使い日記

『ボツ 「少年ジャンプ」伝説の編集長の“嫌われる”仕事術』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『ボツ 「少年ジャンプ」伝説の編集長の嫌われる仕事術』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・ジャンプの裏話を知りたい人

・仕事の考え方を知りたい人

・メガヒットのコツを知りたい人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①自分の会社以外の知識を持つ大切さを知れたこと

②当たったものは、さらに大きくできたはずという視点を持つこと

③編集者にとって一番大事な仕事を知れたこと

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

ヒット作を生み出す為に何をしていたのか?

興味を持ったので読んでみることにしました。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

自分の会社以外の知識を持つ大切さを知れたことです。

 

この本の中で鳥嶋さんが同じ出版業界の良いところを取り入れたり、

世間の流れがどうなのかを大切にしている話が出てきます。

 

自分の会社だけを見ていると、

この会社に貢献するにはどうしたら良いのか?と

会社の中で何をするのか?と社内に目が向き、

最終的にお金を払ってくれている人へ目を向けにくいことも書かれています。

 

自分の会社以外に目を向ける意味で、

副業や投資などをすることは思考の柔軟性や経済的な安定にも

しておいた方が良いと改めて思いました。

 

 

2つ目は、

当たったものは、さらに大きくできたはずという視点を持つことです。

 

鳥嶋さんの場合、

・自分にしかできないことをしたい

・自分の面白いことをしたい

・作家の才能を引き出したい

・読者に喜んで欲しい

などを大切にしているようです。

 

その結果、

誰もやったことのない新しいことへの挑戦も多く、

失敗されたことも紹介されています。

 

失敗した原因を分析するのは当然していますが、

うまくいったからいいのではなく、

もっとうまくできたはずと考える視点を持っているのが、

成功している秘訣であるように思いました。

 

全体としてうまくいっている状況になったとしても、

・何をさらに良くできたのか?

・何がうまくいかなかったのか?

を知っておくことで、

 

自分の視野の広さを感度を上げておくことが、

例えまた同じことをやらなかったとしても、

別の状況でその経験を活用していけるように感じました。

 

最後の3つ目は、

編集者にとって一番大事な仕事を知れたことです。

 

それは、

面白いかどうかの「判断」があって、次に「分析」がある。

その次に「提案」があるということです。

 

内容が面白いかどうかを判断できないとまず始まらない。

編集者が面白いの判断を作家に任せるのは逃げとも書かれています。

 

編集者として面白いと思えるから、

作家と真剣に向き合ってより良いものを作る為に分析して提案をする。

 

自分が面白いと思うことをしているので大変とは思わない。

 

自分が面白いか面白くないかを基準に持つことで、

・面白いならなぜ面白いのか?

・面白くないならなぜ面白くないのか?

そうやって自分の中の面白いを探していくのは、

自分の時間をより良いに変えていくとても大切なことだと思いました。

 

全体的な感想としては、

鳥嶋さんが人に対していかに真剣に向き合っているかを感じる1冊でした。

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

ボツ 「少年ジャンプ」伝説の編集長の嫌われる仕事術』を使ってみてはいかがでしょうか?