本使い日記

『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・投資をはじめようかどうか迷っている人

・投資でFIRE(経済的に自立した早期リタイヤ)を考えている人

・投資をしているが買うタイミングに悩んでいる人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①人的資産から金融資本への置き換えを知れたこと

②昇給や副業などで収入が増えた分をどうするかの1つの基準を知れたこと

③仕事とお金について考えられたこと

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

投資についての本を最近読んでいないと思ったので、

この本を読んでみることにしました。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

人的資産から金融資産への切り換えを知れたことです。

 

なぜ、投資をするかとシンプルに言えばお金を増やしたいからです。

人的資産で会社などで働いて時間に対して給与をもらうとすると、

定年があることを考えれば今の時点から定年までに稼げる金額の総額は徐々に減っていくわけです。

 

では人的資産で稼げなくなったらどうするのか?

全く稼げなくなる前に金融資産へ切り換えていくことが書かれています。

 

金融資産に投資することでマイナスになることもありますが、

全てを現金で持っておくことも物価の上昇を考えれば

実質に現金が減ってしまうこともあるわけです。

(例えば108円で買えていたおにぎりが118円になったらお金の価値が実質下がったことになります。)

 

現金だけでなく他の金融資産を持つことで、

金融資産が上がることで物価上昇に対応する考え方もできます。

 

自分が働かなくてもお金を増やすせることはとても魅力的です。

金融資産に定年はありませんし、出た利益で金融資産をさらに増やせばさらに金融資産が増えます。

 

人的資産が時間でマイナスになっていくのに対して、

金融資産は買い続ければ時間でプラスになっていく可能性を持っています。

(短期的なマイナスは起こりやすいですが長期的に保有すればその可能性はぐっと減る)

 

少なくとも金融資産ではない物を買った場合は、

その物の価値が買ったものより高くなってることは極めて稀でしょう。

 

こういったことを考えると金融資産を持たないこともリスクをであると考えて、

金融資産に時間を与えて稼いでもらうことは

1つの重要な選択肢の1つであると改めて考えました。

 

 

2つ目は、

昇給や副業なでで収入が増えた分の扱いについて知れたことです。

 

この本の中では、

FIREをする予定でお金を貯めるのに必要な期間を例にしています。

 

仮に収入が増えた分を全額生活水準を上げる固定費としたら、

それまでの生活水準の金額よりも金額が増える訳ですから、

より多くの貯金額が必要になってしまいます。

 

月15万で生活できている

昇給で2万円増えた

 

毎年4%の利回りを仮定すると

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)✖️0.04=15✖️12(月)

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)=4500万

 

昇給分の2万を生活費として足した場合

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)✖️0.04=17✖️12(月)

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)=5100万

 

毎月10万貯金できるとすると

昇給前の生活費15万の場合、元本が貯まるのは

4500/10=450(月)(37年6月)

 

昇給後の生活費17万の場合、元本が貯まるのは

5100/10=510(月)(42年6月)

 

では、昇給分の1万を生活費として足して、1万円を貯金にした場合

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)✖️0.04=16✖️12(月)

X(生活費を稼ぐのに必要な元本)=4800万

 

毎月11万円貯金できるとすると

4800/11=436.36…(36年5月(437と仮定))

 

この場合は、生活水準を上げながら必要な金額を貯めるのが、

昇給前より期間を短くできました。

 

この本の中で1つの基準として

昇給分は貯金と生活水準上げを1:1にすることが提案されています。

 

昇給分は今の自分と未来の自分で折半と考えるのは、

わかりやすく未来にもつながる良い基準だと思いました。

 

最後の3つ目は、

仕事とお金について考えられたことです。

 

この本の中でFIRE(経済的に自立した早期リタイヤ)をできたとしても幸せでない話がある。

 

例としては、

FIREできたが退屈で仕方なかった。

FIRE(経済的に自立した早期リタイヤ)をしたが、

仕事をしていた時間に何をしていいかわからない・・・。

その人はまた仕事をはじめて2度とリタイヤしないと言ったそうです。

 

このことは仕事がお金だけでなく

人との関わりや自分自身が人の役に立てる気持ちを持てる側面を

持っていることを教えてくれました。

 

また、FIREを目的とするのではなく、

FIREを手段としてできた時間で何をするのかを目的として

持っておく事が大切だと感じました。

 

 

全体的な感想としては、

お金を貯蓄や投資に回すのか?今使った方がいいのか?

自分の価値観と向き合う良いきっかけになった1冊でした。

 

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』を使ってみてはいかがでしょうか?