本使い日記

『本を読むように人を読む 心理解読大全』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『本を読むように人を読む 心理解読大全』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・心理学が好きな人

・他の人を知るヒントが欲しい人

・自分を知るヒントが欲しい人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①言葉を判断材料の1つにする感覚を持てたこと

②嘘をついている人には負荷がかかっている感覚を持てたこと

③ベースラインの感覚を持てたこと

 

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

人を理解するではなく人を読むにしている

タイトルに惹かれて読んでみることにしました。

 

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

言葉を1つの判断材料にする感覚を持てたことです。

 

今までは話の内容に集中するあまりボディランゲージなどを

意識的に見ようとしていなかったことに気付きました。

 

話の内容は良いと思えるのに何か納得がいかない場合は、

無意識が捉えた相手のバディランゲージが話の内容と一致していないから生じているのでは?

と考えるようになりました。

 

人と話すときのスタンスが、

顔中心で話している内容重視から、

視野を広げて上半身全体を見ながら耳で話を聴くようになりました。

 

2つ目は、

嘘をついている人には負荷がかかっている感覚を持てたことです。

 

自分が嘘をついていると感じて話している人には、

事実を話している人に比べると

・話を作る負荷

・話のつじつまを合わせる負荷

がかかっているのはなるほどと気づかされました。

 

いつもはそれほど喋らない人が長々と話す場合、

これらの負荷があるので自分の作った話を早くしゃべりきって、

相手から質問などをされずに嘘を見破られる前に

この話を終わらせたい気持ちが表れているからではないかと思えました。

 

嘘ではないかと?と思ったら、

・話の内容を聞きつつ自分の知っている事実の質問をして相違していないか?

・その時にどんな気持ちがしたのか?

・話を横道にそらした後にもとの話に戻す

などちょっと意地悪かもしれませんがより負荷をかけてみたくなりました。

 

嘘を暴こうとするよりは相手の話を引き出して、

負荷を加えることによって相手の処理能力が限界をむかえるようにして、

相手が降参して自分から謝るか、つじつまが合わない点について質問して

嘘を発見するのが賢い方法だと感じました。

(嘘を暴こうと前のめりになると、疑ってるのか?と思われて疑ってるなら話す気はないと

こちらが悪いから話さないといって逃げる可能性が出てくる。)

 

 

最後の3つ目は、

ベースラインの感覚を持てたことです。

 

相手が不機嫌そうな顔をしていたとしても、

普段から不機嫌そうならそれは普通なことですし、

あまり話さない人なら会話が少なくてもそれが普通です。

 

こうした相手にとっての普通の状態をベースラインとして

持っておくことでその人がいつもと違うのかそうでないのかの基準を持って、

いつもと違う場合には、その違いを声をかけるきっかけにできると思いました。

 

これは声をかけるきっかけになるだけでなく、

暗に普段のあなたを見ていますよというメッセージにもなるので、

その人その人のベースラインを見つけて増やすことを楽しんでいこうと思いました。

 

 

全体的な感想としては、

1つのしぐさにたよるのではなく、

たくさんの情報(言葉、ベースライン、ボディーランゲージ、感情など)を取得して、

トータルとして相手はどういう状態なのかを知ろうとすることが大切なのだと思いました。

 

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

本を読むように人を読む 心理解読大全』を使ってみてはいかがでしょうか?