『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『世界の一流は「休日」に何をしているのか』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・いつの間にか休日が終わっている人
・休日休んだはずなのに疲れが残っている人
・趣味がなく休日何をしていいのか困っている人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①行動実験という考えを知れたこと
②自己効力感を知れたこと
③休みを中心にする考え方
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
休日を寝て過ごしたりと休日への考えがぼんやりしていると思ったので、
この本をきっかけに読んで考えてみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
行動実験の言葉によって新しい行動へのハードルが下がったことです。
行動の私のイメージは行動することによって、
ある程度決まった結果に繋がると思っていたようです。
そう思っていた為、結果が出るか不確かなら、
行動しない選択をしていたようです。
行動実験は実験というように、
成功するのか失敗するのかを確認するために行っているので、
失敗も想定内にあるので行動のハードルを下げてくれるように感じました。
失敗したとしてもなぜかを考えて、
次の行動実験をすればいいという次の行動にも繋がる
とても素晴らしい言葉だと思いました、
2つ目は、
自己効力感を知れたことです。
自己効力感とは、
「自分は目標を達成できるだけの能力を持っている」と自分が認識することと書かれています。
混同されがちな自己肯定感は他の人と比べて「自分の方が上」と判断すること
自己効力感は他の人と自分の比較はなく「自分ならばできる」と自分の能力や価値に自身を持つことと
その違いが示されています。
自己効力感を上げるために、
簡単な目標を作ってそれを達成することが提案されています。
この提案を読んで思ったのは、
ポジティブ思考とネガティブ思考の大切さ。
仮に目標の半分を達成したとしましょう
ポジティブ思考 半分できた 自己効力感↑
ネガティブ思考 半分しかできなかった 自己効力感↓
結果は同じなのに自己効力感は逆になってしまう。
自己効力感が下がることでよりネガティブ思考が進む。
自己効力感が上がることでよりポジティブ思考が進む。
というもともとの思考がさらに強化されることが予想される。
特に結果については、
ポジティブに捉えた方が自分が行動する力を上げてくれるのだと感じました。
(計画段階でリスク管理としてある程度ネガティブ思考はありだと思います。)
最後の3つ目は、
休みを中心にする考え方です。
今までの考え方は仕事が中心で休みは、
疲れを回復する日で何かイベントがあったら出かけると思っていたようです。
この本の中では、
休みにまず何をするかがあり、
そのために仕事の効率をあげて休憩の時間をとって、
平日の仕事で疲れ切る前に休むことが提案されています。
仕事は一生懸命やるもので疲れて同然という考えの人もいるかもりませんが、
頑張りすぎて疲れが抜けず最終的に身体や精神的不調になって、
休まざるを得なくなるのであればほどよく休むというのも、
大切な仕事のうちであると私は思います。
休日自体についても
土曜日を「チャレンジデー」 未経験のことに積極的に挑戦する(主にアウトドア)
日曜日を「リフレッシュデー」 身体とメンタル、脳のリフレッシュをする(主にインドア)
土曜日がチャレンジデーなのは次の日も休みという余裕と
身体的に疲れても日曜日で休めるからだそうです。
休みに新しい名前をつけることで、
することの方向性が生まれそれにふさわしいことは、
何があるだろうと自然に考えられるようになりました。
全体的な感想としては、
休日をリセットする一区切りではなく、
休日と平日を互いに高めるサイクルを作る提案しているように感じる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を使ってみてはいかがでしょうか?