『経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術』を使う
あけましておめでとうございます!
本使いです!
今回使うのは『経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・面接をする人
・面接を受ける人
・人の見方を深めたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①ポテンシャル・モデルについて知れたこと
②ソース・オブ・エナジーを知れたこと
③人を深く知る為の基本例に触れられたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
Amazaonで次に読む本を探していた時に、
たまたまあった人とその場を過ごすだけで、
選ぶこと自体をしていないと感じたので
人を選ぶことについて考えてみようと思いました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
ポテンシャル・モデルと知れたことです。
この本の中で人を4つの階層で捉えています
人物の構造(地下に埋まる逆ピラミッドのイメージ)
1F 経験・知識・スキル
B1 コンピテンシー
B2 ポテンシャル
B3 ソース・オブ・エナジー
B1のコンピテンシー・モデルは大きな三つの行動特性から
「成果思考」「戦略思考」「変革志向」を過去の行動から推察して
将来の行動を予測するために使われます。
B2のポテンシャルは、
「○○ができるか」ではなく「〇〇すつことにエネルギーがわくかに」注目する
ポテンシャルの因子は
①好奇心 吸収・更新
②洞察力 集める・繋げる
③共鳴力 結ぶ・響く
④胆力 腹決め・律する
中でも好奇心は優性因子で他の3つをある意味では母親のごとく
「育くむ」ものと紹介されている。
好奇心によって新しいことが増えたり、
既存のものをアップデートする入口になるのだと、
好奇心を持つことが大切だとなんとなく考えていて、
好奇心についての本を読んだりしていた私としては、
ものすごくすっきりする気分になりました。
2つ目は、
ソース・オブ・エナジー(エネルギーの源泉)について知れたことです。
1つ目で触れたB3のソース・オブ・エナジーは
「使命感」と「劣等感」で構成されていると紹介されています。
使命感は私がやらなければ誰がやるといったイメージで
行動するエネルギーに満ちていように感じます。
劣等感はそれに苛まれると行動できなくなりそうですが、
もうあんなことにはなりなたくないと劣等感を乗り越える力として使えば
行動するエネルギーになるとしてます。
こう考えると劣等感自体はエネルギーをもっていて、
それをポジティブにするのかネガティブにするのか?
方向の問題であり劣等感があることは一発逆転の可能性を秘めていると
感じるようになりました。
最後の3つ目は、
人を深く知るための基本例に触れられたことです。
この本の中で大きな失敗について相手に質問するなら、
まず自分の大きな失敗を話してから相手に同じ質問する例が紹介されています。
自分の大きな失敗を話す利点は
①自己開示をすることによる相手へのオープンな姿勢
②自分の失敗を通じてどんな人なのかを伝えられる
③相手が自分の自己開示に対してどれくらいの失敗を出してくるのかを知れる
自分の話をせずに失敗について聞くと
どのくらいの失敗のしていいのかわからずに
当たり障りのない失敗を出して話をする可能性があるので、
話を深めるにはとてもいい考えだと思いました。
そう考えると自分の失敗に何があるのかを見直すことは、
自分自身を見直すだけでなく人とつながるツールにもなる
とても貴重で大切なことだと思えました。
全体的な感想としては、
選ぶという基準で自分自身と向き合っているそんな感じのする1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術』を使ってみてはいかがでしょうか?