本使い日記

『BUSINESS STORYTELLING ストーリーでアイデアを売り込む方法』を使う

こんにちは、本使いです!

 

今回使うのは『BUSINESS STORYTELLING ストーリーでアイデアを売り込む方法』です。

 

1 読んだら役に立つと思われる人

・話のまとめかたを知りたい人

・「で何が言いたいの?」と言われたことがある人

・会社でプレゼンをするチャンスの多い人

 

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①1つの話の型を知れたこと

②資料の見出しの大切さを考えされられたこと

③普段の会話の中にストーリーを入れる発想が持てたこと

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

You TubeでCMを見てビジネスとストーリーテリング?

と組み合わせの違和感に興味を持ったからです。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

1つの話し方の型を知れたことです。

 

この本の中で紹介されている基本型は

場所+登場人物+衝突(WHY) → 衝突を解消するため一番いいたこと(WHAT) → 具体的な方法(HOW)

 

WHYの3つで起こっている状況と課題を浮き彫りにして、

それを解消する概要をWHATで示し、

HOWで具体的な対策へと落とし込んでいく。

 

WHYはWHATの重要性を高めるために存在して、

HOWはWHATを実現するために存在する。

 

WHAT(一番言いたいこと)を中心にして考えていることで、

想定しているWHY、WHAT、HOWの順でなく、

いきなり要点はなにかとWHATを聞かれても答えられるし、

その後にWHYやHOWを聞かれてもWHATについての補足として話すことができる。

 

それぞれをパーツとして捉えられることがこの型の強みだと思いました。

 

2つ目は、

見出しやメールの件名の大切さを感じたことです。

 

もともと以前からの雛形があると、

ビジネスで資料を作るとそれに当てはめてデータを貼るだけの

資料がたくさんあることに改めて気付きました。

 

例えば、見出しがテンプレートとして

現状報告なら〇〇が課題といったように

見出しだけ読めばどんな資料なのかわかることは、

当たり前のようで当たり前でなくなっているそんな気がしました。

 

資料をテンプレに合わせてデータを直して出して、

会議で質問されてここどうなってるの?と聞かれて、

課題は何とか出せるかもしれませんが、

WHATやHOWについては持ち帰って次回に報告しますという流れが発生しそうです。

 

こう考えると、

この項目に具体的な見出しをつけるとしたら?

は書いたものへの理解度が深まる良い質問になるのではと思いました。

 

 

最後の3つ目は、

日常にもストーリーを入れていいんだと思えたことです。

 

ストーリーというと小説や漫画など文学にしか使わないように思っていました。

 

文学は人のストーリーを書くことが大半なのだから、

現実にストーリーを持ち込めるのはある意味当たり前なのに

それに気づいていませんでした。

 

例えば、車を売るとします。

その時にこの車は音が静かで燃費もよくてお買い得ですと伝えたとします。

これは車を買うことを決めている人には買うのを決めるきっかけにはなるかもしれません。

しかし、もともと車を買うことを考えていない人にはきっと響かないでしょう。

 

そこにストーリーを足してみましょう。

「お子さんが小学生になるそうですね。

習い事など活動範囲も広くなってくると思いますが、

車を買ってみてはいかがですか?」

 

こう言われれば少なくとも相手の頭の中には、

車で子供を送ることを想像をするはずです。

 

ただ車のデータを並べれらるよりはより自分事として、

考えるきっかけにはなるはずです。

 

ストーリーを考えることで、

相手はどう感じるか?どう行動するか?を自然に考えることになるので、

相手に合ったより良い提案ができるように感じました。

 

 

全体的な感想としては、

自分が伝えたいことが何か?を考えていなかったことに

気付かされる1冊でした。

 

 

5 おわりに

 

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

BUSINESS STORYTELLING ストーリーでアイデアを売り込む方法』を使ってみてはいかがでしょうか?