『インド人は悩まない: 「考えすぎ」から解放される究極の合理思考』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『インド人は悩まない: 「考えすぎ」から解放される究極の合理思考』です。

1 読んだら役に立つと思われる人
・インド人の考え方を知りたい人
・日本の考え方に窮屈さを感じている人
・行動力が欲しい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①社会が違うと考え方が違うと改めて感じたこと
②言い訳への対処方法が知れたこと
③日本の良さを改めて感じたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
表紙の桁違いに常識!?は何なのか興味を持ったので読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
社会が違うと考え方が違う改めて感じたことです。
インドの人の多さと残酷な生存競争を表す数字の1つとして
インドの大卒以上の失業率は28.7%(2022年国際労働力機関調査)
が紹介されています。
これだけ多くの人が失業しているのであれば、
なんとか就職しようと必死になろうとするし、
就職したら失業しないようにしようとするのも頷けます。
悩んでいたら他の人に先に行かれるのでは?と思えば、
まずは行動をしようとするのもわかります。
失業など避ける為に自分の責任を避ける為に、
言い訳能力が高くなるのもわかります。
社会のルールも
カーストや民族、容貌による社会的分断があるので、
みんな同じ立場だからとお互いを思いやる気持ちも育ちにくく、
回りを思うよりも自分のことを考えるようになっているようです。
そう考えると日本は失業率はインドに比べれば低く、
相手を自分と違う立場の人だと思うことは少ないように思います。
立場が同じの相手だからお互いにルールを決めて、
それをお互いに守って過ごそうという考えが出てくるのもよくわかります。
そうした社会に適応した結果が、
インド 自己中心的+DO文化(まずやってみる)
日本 組織・法律やルール優先+GUESS文化(推察する)
になっているのだと感じました。
2つ目は、
言い訳への対処方法が知れたことです。
本の中でインド人の言い訳力の高さが紹介されています。
その中で代表的な言い訳として
①責任転嫁 問題発生の原因を別の所へ持って行く
②相殺消去 あなたに落ち度がある別の話題を持ち出して、おあいこを狙う
③話題転換 全く関係ないトピックを説明し始め、論点をうやむやにする
④因果改謬 因果関係のないことを、さも原因・理由かのように使う
⑤解決消去 問題を即解決して問題が起きていなかったことにする (あくまで非を求めない)
それぞれへの対処の例と対処法の概要は
①責任転嫁の例
チケットが取れなかったことについて、
システムが動かなくて取れなかったという
→理由はどうあれチケットが取れなかったという事実に目を向ける
②相殺消去の例
お客の発注を見過ごした
副担当者が対応することになっているがしていなかった。
あなたが副担当者である私に注文が届くかもしれないとリマインドしてくれなかった
→他の問題がどうあれ、もしあなたがやるべきことをやっていれば、この問題が発生していなかった事実に目を向ける
③話題転換の例
工場の視察に行ったら、工場長が忙しく立ち入り禁止区域の承認がされていない。
工場長の忙しさの説明をされて視察ができない。
→状況はわかりましたが、今話ししているのは別の話であり、話の中心ではありません。
(工場長の忙しさと工場の視察ができないのは別の話)
④因果改謬の例
地域ごとネットワークがダウンした。
社内のネットワークが落ちただけなのに
地域ごとネットワークがダウンしたとして社内の問題でないことを隠す
→証拠を残す
具体的にはメールなどで担当者とのやりとりを残すことで、
担当者に都合の良いことを言っても
後で見返して嘘を言っていることが分かってしまうと思わせる。
⑤解決消去の例
荷物が間に合わない
船の入港が間に合わないかもしれないと連絡があったが、
別の方法なんとかして間に合わせましたと連絡される。
(間に合ったよかったで終わってなぜ間に合わなくなったのかの見直しがされない。)
→間に合わないかもしれなかったこと自体も問題と取り上げる
こうしてみると大切なことは、
・結果の事実をしっかり捉える
・自分の問題を解決する話をしているのか?
・こちらが問題と思ったことへの解決を求める
事実や自分が解決したいことが何か?をしっかり持って
相手と接することが言い訳への対処として大切なのだと改めて思いました。
最後の3つ目は、
日本の良さを改めて感じたことです。
インドの考え方に比べれば、
日本の個性はあくまで日本の考え方の上で、
それぞれの独自性を付け足していように感じました。
失業率は低いけれども、
給与が上がらない経済状況を考えると
今まで上手くいっているからそれを保とうとしている力が強いのだと思います。
今ある価値観を大切にしながらも、
新しいことをすることへの応援することや
行動に対する失敗を次に活かそうとすることに目を向ける。
そういった+αをする意識を持つことがもっと日本をよくするのだと感じました。
全体的な感想としては、
回りを気にするばかりでなく、時には自分の意思を貫くことも大切だと感じる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『インド人は悩まない: 「考えすぎ」から解放される究極の合理思考』を使ってみてはいかがでしょうか?