『ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・段取り力が欲しい人
・接遇力について知りたい人
・秘書について知りたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①何をするかだけで行動するのではなく、どうありたいかで行動することの大切さがわかる
②段取りや予定のために自分の中に秘書的考えを持つことにした
③相手の時間を意識することで気配りの幅が広がる
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
予定や段取りが自分の中で足りていないと感じて本を探していて巡り合いました。
4 本を使っての変化
この本を読んでの一番の変化は自分の変化は相手の時間を意識するようになったことです。
相手の時間を意識すると言ってもその時点で相手が忙しいのかどうかや
一週間単位での決まった時間の会議などのルーティンな時間の認識が主でした。
相手の時間を意識することでその範囲が1カ月単位やそれ以上に増えました。
それに伴って疑問に思う点も増えて疑問に思うことを質問したり会話の機会が増えました。
今回、特に印象深かったエピソードは講演会での案内係スタッフの例です。
講演会の開始から20分ほど遅れて入ってきた女性のお客さまを誘導して、
座ろうとしたので案内係は役目を果たし、お客さまに背を向けて自分の所定の位置に戻りかけていました。
そのお客さまは、そのまま座るのかなと思った瞬間、
なぜかくるっと、その案内係の方を振り返ったそうです。
ですが、案内係は背を向けていたためそれに気づけなかった。
お客さまも諦めて何事もなかったようにその席にすわったそうです。
この案内係の人は、「お客さまを空いた席に誘導する」こと思っていたのかもしれませんと書かれています。
また、お客さまが振り返ったのに気付ける人として
「お客さまが落ち着いて、セミナーを受講できる状態になる」と思っている人の例をあげています。
この例は私には、
「お客さまを空いた席に誘導する」=決められた行動をすればいい(行動のみを考えている)
「お客さまが落ち着いて、セミナーを受講できる状態になる」=自分に与えられた立場を考えて行動する(その場のふさわしさを基準にして行動)
と感じました。
自分がどうあるべきか、どうありたいかを持つことは、
行動だけしているよりは視野が広くなりそれに合うにはどうするのかを
自分に問いかけるきっかけを与えてくれるように思えました。
ついついどうすればいいんですか?と行動に集中しがちなので、
その行動をする背景にある考えも意識して行動しようと思いました。
読み始めたきっかけの予定、段取り力については、
これまで書いてきた相手の時間を意識する外に
自分の時間をより細かく意識する必要性を感じました。
自分が何にどれくらいの時間が必要なのかを見直すために、
時間単位で何をしたかを手帳の日記に書き始めました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座』を使ってみてはいかがでしょうか?