『仕事ができる人は4つのことだけを考える』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『仕事ができる人は4つのことだけを考える』です。

1 読んだら役に立つと思われる人
・ロジカル思考を知りたい人
・何を言いたいの?と言われたことがある人
・相手に伝わりやすい会話をしたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①仕事は処置と対策に分かれること
②改めて目的について考えたこと
③仕事の目的の把握に5つのレベルを知れたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
ロジカル思考の本をしばらく読んでいなかったので、
久しぶりに読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
仕事は処置と対策に分かれると知れたことです。
①処置 短期的な対応
②対策 長期的な対応
火事を例にすると、
①は消火
②は火災予防
仕事をしていてとりあえず今はこうしましょうと処置をすると
それだけで本当にいいの?とついつい思っていました。
処置は処置として必要なことを認めた上で、
根本的な予防をするにはどうしたらいいのか?
それぞれを区切って考えられるようになりました。
また、
処置は重要で緊急度の高いもの
対策は重要で緊急度の低いものにも感じたので、
いかに重要で緊急度の低いものに時間を使えるかが
大切であるようにも感じました。
2つ目は、
仕事の目的の把握に5つのレベルを知れたことです。
その5つのレベルが以下の5つ
1 常識 ビジネスパーソンとして当たり前(遅刻しないなど)
2 想像 相手がいつも言っていること
3 確認 相手に聞けば分かること
4 分析 様々な可能性があり、不確定要素が多い状況
5 議論 関係者の利害が異なり勝手に決められない状況
1、4,5については、
1はわかりやすい常識
4、5は不確定要素や自分だけで決められないのでわかりやすい。
問題になりそうなのが2と3。
いつも言っているからこれだろうと思ったら、
実は違うというのが一番多いすれ違いのように感じました。
いつも言っているんだからそれぐらいわかってよと言われるのと、
頼まれたと思ったことを報告して違うと言われるのなら、
使った時間やきまづさを考えれば、
最初に確認しておくことが大切だと再確認しました。
最後の3つ目は、
改めて目的について考えたことです。
この本の中で目的は理想の状態を考えることで明確になるとあります。
目的について考えてみたところ、
状態というよりはもっとぼんやりしたものだったような気がします。
特に私生活において理想の状態の具体性が低いように感じました。
・もっと自由な時間が欲しい
・もっとお金を稼ぎたい
・楽しいことをしたい
具体的にどこで何をしているなど、
理想といえる場面を言葉や図にできる状態になっていないことに改めて気づきました。
目的がぼんやりしていたので目標を立てても、
目的のあいまいさに目標のモチベーションも低かったように感じます。
自分の中の理想の状態は具体的にはどんな現実なのか?
をしっかりと見直し今とのギャップを埋めていこうと思いました。
全体的な感想としては、
まずは自分と相手の目的をはっきりすることがすべてのスタートと感じる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『仕事ができる人は4つのことだけを考える』を使ってみてはいかがでしょうか?