本使い日記

『このオムライスに、付加価値をつけてください』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『このオムライスに、付加価値をつけてください』です。

 

1 読んだら役に立つと思われる人

・企画を考えている人

・既存の事業の売上が減少していて新しい売上が欲しい人

・価値は何か?を考えて見たい人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①3つの価値について知れたこと

②失敗をおいしいと思う感覚を考えられたこと

③ビフォアアフターアフターを知れたこと

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

タイトルに惹かれて付加価値について考えてみようと思ったので

読んでみることにしました。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

3つの価値を知れたことです。

 

既存価値 想定内の価値

付加価値 想定外の価値

不要価値 付加価値になっていないこと

 

なお、想定内の価値かどうかは受け取る側が決めるとしています。

 

その例として、日本の電車を上げています。

日本人 定時に運行して当たり前(想定内 既存価値)

外国人観光客 定時に運行してることの驚き(想定外 付加価値)

 

不要価値は提供側がいくら既存価値がある付加価値があると言っても、

うまく伝えられない、もしくは伝わったとしても不要なら不要価値になってしまう。

 

こうして考えると3つの価値の本質は相手によって決まると言えると思います。

(特に商品やサービスを相手に提供する場合)

 

相手の立場に立って考えるというのは、

かなり使い古された言葉ですが、

相手の立場に考えられることの信頼が、

最終的に自分自身が相手のとっての付加価値になっているのだと感じました。

(あの人に任せておけば大丈夫という信頼)

 

 

2つ目は、

失敗をおいしいと思う感覚を考えられたことです。

 

主に芸人さんが失敗をおいしいと思うことは知っていました。

 

人には大きく2つのタイプに分かれるそうです。

・人と同じであることに安心するタイプ

・人と同じであることに不安になるタイプ

 

安心するタイプは、

前例などを大事にするでしょうから失敗することは少ないでしょう。

 

不安になるタイプは、

自分の独自性が失われることで不安を感じるからだとすると、

人のやっていないことをやろうとするでしょうから、

前例もないので失敗もしやすいでしょう。

 

どちらがいいということもなく、

場面によってタイプが変わることもあるでしょう。

 

ただ、失敗をおいしい感覚を自分の中に持つことで、

安心タイプが勇気を出してやって失敗しても、

不安タイプが人より多く失敗しても、

 

新しいことをした結果

成功する OK(なんだつまらないと思ったら思考が大分芸人さんよりだと思います)

失敗する 人に共有するネタができた

どちらにしてもポジティブな結果に変換できる

とても便利な考え方だと思いました。

 

 

最後の3つ目は、

ビフォアアフターアフターを知れたことです。

 

ビフォアアフター

体重○kg → ○kg に痩せました

 

ビフォアアフターアフター

体重○kg → ○kg に痩せました

回りの人から痩せ方を相談されるようになりました。

何より自分が痩せられたこと自体が自信に繋がりました。

 

ビフォアアフター 物理的な変化

ビフォアアフターアフター 物理的な変化+精神的な変化

 

当然ビフォアアフターアフターの方が価値を高く感じます。

体重が増えたから痩せたいというのは、

ビフォアアフター的な考え方です。

(自己管理がかなりしっかりしているのならそれで痩せられる人もいるでしょう)

 

これが例えば、

自分の着たい結婚衣装が今のままだとサイズが入らないとしたらどうでしょう?

 

自分のとても大切なイベントで他の衣装に妥協はしたくはない。

そうなると選択肢は痩せてその結婚衣装を着るしかなくなります。

 

痩せることが精神的な満足感につながっています。

(自分の着たい結婚衣装で式に堂々と望むことができる)

 

これは人に何かをしてもらいた時に、

物理的な変化だけでなく、ポジティブな精神的な変化もある方が

行動の変化を促しやすいでしょう。

 

もちろん、これは人にだけでなく自分自信にも当てはまります。

物理的変化だけでなく、ポジティブな精神的な変化も考えた上で、

行動や習慣の改善をしていこうと思いました。

 

 

全体的な感想としては、

価値は変化するものであり、人や時、場所などに左右されることを

改めて感じる1冊でした。

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

このオムライスに、付加価値をつけてください』を使ってみてはいかがでしょうか?