『最強構図 知ってたらデザインうまくなる。』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『最強構図 知ってたらデザインうまくなる。』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・デザインに興味はあるがよくわからない人
・構図について知りたい人
・実際のデザインから構図の使い方を知りたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①黄金比について見直せたこと
②自分のデザインの思考が○、□がほとんどだと気づいたこと
③非対称のデザインについて知れたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
iphoneアプリのアイコンを考えている時にデザインて何?
とふと思ったのでこの本を読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
黄金比について見直せたことです。
読む前の黄金比はデザインに使われる何かの比率とかなりぼんやりしていました。
しかし、黄金比の具体的な書き方として
・黄金比は水平に正方形を書いて、右下を円の中心と知る左下と右上結んだ弧を描く
・そしてその長方形を弧を61.8%縮小して、90度回転させてピッタリくっつける
・それを繰り返すと弧の部分がアンモナイトの殻のような形になる。
(本の表紙の絵参照)
実際にデザインするときは、
書かれたそれぞれの正方形の中に文字や図を入れたり、
弧の部分に沿って文字を円形に並べたりしています。
何を強調したいかによって、
どの大きさの正方形に入れるのか?
弧の部分を意識して要素を配置するのか?
など複数要素のあるものをデザインする時の1案にしてみたくなりました。
2つ目は、
自分が考えるデザインは○、□がほとんどだと気づいたことです。
四角の紙をイメージして
・日の丸のように中心に○を置く
・真ん中に線を引いて左右のそれぞれに□を置く
・3以上であれば縦横3分割した中に□を置く
これらをテンプレートとして持って、
それに内容を入れようとしていたように思います。
こうして考えると読む前のデザインは、
中心に置くか?均等に分けられた中のどこに置くか?
対称性を重視して1つ1つの要素を同じ重さで考えてしまっていたように感じました。
最後の3つ目は、
非対称性のデザインについて知れたことです。
・対角線
正方形を書いて、その横に横幅だけ61.8%に縮小して長方形を右にピッタリ合わせる
①出来上がった縦1:横1.618の上辺の左から横1から下辺の左から1.618の角に右下に線を引く
②上辺左から0の角から下辺の左から0.618の場所に右下に線を引く(この右下に引いた2本の線は平行)
③上辺の左から1.618の角から下辺の左から0の角に対角線を引く
これらの引かれた線を区切りと目安として要素を配置
・トライアングル
3つの要素を各頂点として三角形を意識する。
(正三角形などの形の整っていない三角形でもOK)
あえて非対称や整っていないことで
動き(斜めの縦線など)や
奥行き(下辺を底辺として上辺にを頂点とする三角形で遠近感)を感じることができます。
安定したきれいな形以外に、
不安定さを入れることでそこに新しい意味が生まれのはデザインだけでなく、
日々に新しいことを入れることにも通じるような気がしました。
全体的な感想としては、
デザインにどの構図を使っているのか?
と普段見ていない広告などを見たくなる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『最強構図 知ってたらデザインうまくなる。』を使ってみてはいかがでしょうか?