本使い日記

『見て楽しむ ことば図鑑』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『見て楽しむ ことば図鑑』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・色の表現について知りたい人

・日頃の言葉でしっくりこないことがある人

・1つのことに複数の表現を持ちたい人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①外国の言葉がカタカナで日本語化されているのを感じたこと

②東西南北と春夏秋冬が結びついているのを感じたこと

③心や気などはっきりしないものほど表現が多いと分かったこと

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

TBSラジオのアトロク推薦図書祭り2026で

山本匠晃アナの推薦図書として紹介されていたので読んでみることにしました。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

外国の言葉がカタカナで日本語化されているのを感じたことです。

 

特にそれを感じたのは食事の部分についてでした。

 

個人的な印象として、

ランチ、ディナーといったら外食での食事を意味し、

昼ご飯や夕食は家や職場などで食事を作ったり、

買ってきたものを食べるイメージをしました。

 

外食では昼時はランチタイムやランチメニューの印象があり、

それに引っ張られる形でとディナーが外食と結びついているように感じました。

 

食事内容を示すのはメニューが一般的で、

品書きがあるのは和食を意識したお店があえて、

メニューと書かないようにしている印象です。

 

こうした元々あった日本語と外来のカタカナ語が、

ある分野のメインになったり、一部分を表すことになったりと、

日本語と外来のカタカナ語が併存する日本語は

多様的で面白いなと改めて思いました。

 

 

2つ目は、

東西南北と春夏秋冬が結びついているのを感じたことです。

 

春のことばには東風

夏のことばには南風

冬のことばには北颪

 

残念ながら秋のことばには西はないが、

東から南があり、そこから北への風が変わっている間であるから、

秋に西しても良いのではないでしょうか?

 

少なくとも秋のことばの中に、

釣瓶落とし(急速に日が暮れる)なので、

焦点が、日暮れの西の空に向かっているいっても良いように思えました。

 

秋に西風の記載がないのはそれほど特徴的でないとすると、

今現状秋が短く感じるのは気候の変動の影響はもちろんあるとしても、

秋の特徴が風として明確にわかりやすくないので、

秋をより捉えにくくなることも影響しているのではないかと思いました。

 

また、こうした本来1セットとして存在するものの

不足を考えることでそこに何があるのかを考えるのは、

とても面白いアプローチだと考えた。

 

最後の3つ目は、

心や気などはっきりしないものほど表現が多いと分かったことです。

 

この本の中で、

心〇〇 心を合わせる、心を痛めるなど

気〇〇 気が合う、気が合せるなど

はそれぞれ2ページが使われています。

 

心や気は何かというと難しいです。

目に見えないものだし、人ぞれぞれ心や気が違うので、

それを相手にわかりやすくするために、

様々な表現が組み合わせられたように見えました。

 

ということは、

逆に言えば分かりにくいことについては、

複数の使い方を出すことで

その言葉がわかりやすくなるとも言えるのではないでしょうか?

 

人への説明の1つの方法として、

こうした考えを持つことは話す自分も難しいことを説明している自覚を持ち、

相手にも理解が必要であることを促す良い方法なのではないかと考えました。

 

 

全体的な感想としては、

日常用語としては使われていないが、日本語はより正確に表現しようとすれば

表現できる言語なのだと改めて感じる1冊でした。

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

見て楽しむ ことば図鑑』を使ってみてはいかがでしょうか?