『いつの間にか仲良くなっている人の世界』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『いつの間にか仲良くなっている人の世界』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・話し方の本読んできた人
・自分から話そうとして疲れてしまった人
・人に話しかけて拒否されるのが怖い人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①相づちの大切さに気づけたこと
②会話のベクトルに気づけたこと
③雑談の大切さに気づけたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
タイトルがいつの間にか仲良くなる努力するというよりも身についたものを
自然に出しているだけのようなイメージを持ったので読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
相づちの大切さに気づけたことです。
相づちは話しの潤滑油というイメージは持っていました。
しかし、
・あなたの話を聞いていますよ。
・安心して話して大丈夫ですよ。
と思っていたかと言われるとそうでもない気がしました。
自分が興味があることなら身体が前のめりになったり、
質問をしたりして自然とそうした態度ができていたと思います。
そう考えるとあなたに興味ありますと思うことが、
結果として自然に相手が話しやすい状況を作り出せるのだと思いました。
2つ目は、
会話のベクトルに気づけたことです。
話し方の本を読んで持っていたのは、
自分が主体となって話を引っ張るイメージでした。
相手の話を聞いて自分が気になったことを質問して、それで話を続けていく。
話をどれだけ続けられるか?を目的にしていたことに気づきました。
この本の中で提案されているのが、
相手の中に入って質問をすること。
例えば、相手が教師の仕事をしているなら、
相手の中に入った質問
・様々な生徒がいて大変でしょう。
そうなんですよ。(大変という感情への肯定)
この間なんかこんな生徒がいましてね。
(大変の感情についてのエピソードトーク)
他に大変なことってありますか?(大変の感情について相手の話を広げる)
自分の中に入っていない質問
・どんな生徒さんがいるんですか?
○○な生徒や○○な生徒がいますね。
(事実確認的な会話。該当するものが出来ったらそこで終わり別の話題をこちらが質問して続ける)
相手の中に入った方が相手が見たもの聞いたものなどを思い出しながら話しやすく、
こちらとしても感情についてをキーワードにして話を広げやすいと思いました。
何より相手が主体となって話せること自体が、
相手にとってとても心地良いのではないかと感じました。
最後の3つ目は、
雑談の大切さに気づけたことです。
話というというとどうも効率を考えがちでした。
雑談というとその場の空気を悪くしないように、
場を繋ぐ、やり過ごす意識しでいたことに気づきました。
本の中で紹介されているふとした時に感じたことを相手に話して
関係を深めることはとても新鮮に感じました。
何気ないエピソードに自分の考え方や感情を入れて、
相手が応じてくれるのか?そうでないのか?
(雑談で相手の心のドアをノックするようなイメージがわきました)
最初は雑談にプレッシャーを感じるけれど、
そもそも関係ができていないのですから、
雑談に応じてくれるならラッキーくらいの軽い気持ちで始めてみるのもありかなと思えました。
全体的な感想としては、
雑談は相手との距離を調べるものさしであり、深めるものだと感じる1冊でした。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『いつの間にか仲良くなっている人の世界』を使ってみてはいかがでしょうか?