『9割捨てて成果と自由を手に入れる ドイツ人の時間の使い方』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『9割捨てて成果と自由を手に入れる ドイツ人の時間の使い方』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・ドイツ人について知りたい人
・今の時間の使い方に疑問を持っている人
・SNSに疲れてしまっている人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①上手な断り方を知れたこと
②ドイツの自分中心の考え方に触れられたこと
③日本の完璧主義について考えられたこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
自分の日々の生活があっと言う間に時間が過ぎていくのを感じて、
他の国の時間の使い方が知りたくなったので読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
上手な断り方を知れたことです。
例として、紹介されているのは飲み物を断る例
「ありがとう、でも飲んできたばかりなの」
相手がこちらのことを思ってしてくれたことに感謝しつつも自分の意見を伝える。
相手を否定するのではなく、たまたま自分がそれに応じられないだけというのは
自分にとっても相手にとっても良い対応だと思いました。
2つ目は、
ドイツの自分中心に触れられたことです。
日本で自分中心というと自己中心的で、
相手のことを考えず自分の意見を通すイメージがあるような気がします。
それに比べてドイツの自分中心は、
自分の価値観は相手の価値観もあるという
自分の自分中心もあるし、相手の中の自分中心もある。
それをお互いが認めた上で、
会話をしながらお互いにとってより良いところを探しているようです。
これはドイツの文化の面も大きいと思いますが、
日本は個性をそういうものだからしょうがないと受け入れてはいる。
しかし、その個性をお互いに尊重してはいないように思えます。
相手には相手の考え方があるし、
自分にも自分の考え方があるそういった当たり前の前提を
自分の考え方を見直しながら接していきたいと思いました。
回りに合わせることも必要ですが
少なくともどう自分が思ったことをしっかりと認識することは、
他の誰でもない自分にとって大切なことだと思いました。
最後の3つ目は、
日本の完璧主義につい考えられたことです。
どんなことにも一生懸命に取り組む、
失敗しないようにするそうした精神が日本にはあると思います。
それは日本を支えてきたとも思います。
しかし、それは逆にいえば成功しなければならない。
途中でやめるの良くないといった側面もあるように感じます。
そのせいで、何かをはじめるハードルが上がってしまい
行動に移せないことも多いのではないでしょうか?
ドイツの失敗を挑戦として評価する文化は、
日本で自分が新しい行動する上でも、
新しい行動をする人達を応援する意味でも、
取り入れていった方が良いように思いました。
今の日本の中で失敗をポジティブに捉える考えとしては、
お笑いの世界で失敗は話のネタになるので
「おいしい」
があります。
ドイツの挑戦の認識が難しようなら、
失敗したら話のネタが増えておいしい、
いずれにせよ新しいことへのハードルが
少しでも下がる方がより社会全体が良くなるように感じました。
全体的な感想としては、
ドイツは自分を持つことによって、
お互いが違うことを前提とした話し合いからスタートすることが自然にできているように感じました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『9割捨てて成果と自由を手に入れる ドイツ人の時間の使い方』を使ってみてはいかがでしょうか?