本使い日記

『ゆるストイック――ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『ゆるストイック――ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・意識高い系で疲れてしまった人

・無理せず生きてはいるが物足りなさを感じている人

・コロナ後の生き方について考えたい人

 

2 この本の個人的に良かったところ3点

①悪者探しに意味がないかを理解できたこと

②リスクを前提とする考え方

③ゆるストイックを知れたこと

 

成功は環境が作り出す現象の一種

 

3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

ゆるストイックのゆるさとストイックの相反する言葉が

何に対してのものなのか興味を持ったので読んでみることにしました。

 

4 本を使っての変化

この本を読んで大きく3つの変化がありました。

 

まず、1つ目は、

悪者探しをすることがいかに無意味かに気付けたことです。

 

問題が行った時に

誰が悪いのか?その人が悪いからと理由をつけてしまえば、

自分は関係ないから大丈夫とある種の安心感を得られることは理解できます。

 

しかし、それによって失っているチャンスがあります。

 

まず、自分ができることはなかったのか?と考えるチャンス。

悪者探しだけで終わってしまうと同じようなことが起こった時の

自分の選択肢が以前と同じになってしまうことです。

 

原因が人ではなく自分の考え方や行動だった場合には、

同じことが起こる可能性は高いでしょう。

 

それへの予防や起こったとしても対応方法を持っておくことは、

自分自身にとってメリットになると思いました。

 

そして、悪者にした人との距離を縮めるチャンス。

 

自分が悪者認定してしまった場合、

どうしてもその人と自分の間に自分にまた何か不利益を与えられるのではないか?

という疑問が入ってきてしまいます。

(本当に相手が悪かったのかどうかに関わらず)

 

そういった意味で、

人との関係性を悪化する考える考えであることを

しっかりと理解する必要があると思いました。

 

2つ目は、

リスクを前提とする考え方です。

 

自分の中でリスクがなくならないと

行動をしない、あるいは心配しながら行動していたことに改めて気づきました。

 

そのリスクが自分で対応できないことに対しても

どうにかリスクを減らせないかと無理にあがいていたようです。

 

自分の対処できるリスクをできるだけ減らし、

対処できないことについてはそのリスクが発生したらどうするか?

とリスクそのものをなくすのではなく対応方法を考えた方がより建設的に思えました。

 

そう考えることでリスクへの対応能力が上がったり、

行動できない理由を探すより、どうしたら行動できるかを

考えられるような気がしました。

 

最後の3つ目は、

ゆるストイックを知れたことです。

 

意識高い系がどうも自分にしっくり来なかったのは、

他人に対しても意識の高さを求めることだったのだと気づきました。

 

ゆるストイックは、

自分が大切にすることを継続してしつつそれを回りには見せない。

 

自分自身がその姿勢を持つことで、

相手が大切にしていることがあったとしても、

自分が大切にしていることをしているのと同じだと思える

ある種の相手へのゆとりをもつことができるのだと思いました。

 

全体的な感想としては、

ゆるストイックは、意識高い系に他人へのゆるさ(優しさ)をプラスした進化系だと思う1冊でした。

 

5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

ゆるストイック――ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』を使ってみてはいかがでしょうか?