『パワーか、フォースか 改訂版』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『パワーか、フォースか 改訂版』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・真実と嘘を区別する具体的な1つの方法を知りたい人
・意識のエネルギーレベルについて知りたい人
・パワー(真実)とフォース(偽り)の関係性について知りたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①良い目標の設定基準が1つ増えた
②自分の意識のエネルギーレベル基準でフィードバッグできるようになった
③相手の意識レベルを知ることで理解を深めることができるようになった
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
YouTubeの広告のなかでこの本で紹介されている
意識マップが紹介されていたので読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を読んで大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
目標の設定基準が増えたことです。
目標のわかりやすいもので言えば、
高校や大学などの受験に合格があります。
この目標の特徴としては、
・ある時点で結果が出る(合格にしろ、不合格にしろ)
・みんながいっているからとりあえず進学する(自分の意志というよりは、社会や回りに流されている面)
その結果として、
合格した!!
あれっ!?次は何をすればいいんだ?
いわゆる燃え尽き症候群。
どうしたら燃え尽きないかを考えるとしたら、
自分の人生の目標を持っておくことのような気がしました。
例えば、
回りの人を楽しませて自分も日々を楽しく過ごす。
漠然としていると言われるかもしれませんが、
これであれば目標が達成されて終わることもありません。
また、自分で設定したものであれば、
目標自体を変えてもいいし基準を追加するのも自分次第です。
そうした長期的な目標をベースとして持っておくことが
ふと何かに立ち止まった時に自分の道しるべになるように感じました。
2つ目は、
自分の意識レベルをフィードバックできるようになったことです。
この本で紹介されている意識マップは
レベル | エネルギーレベル | 感情 |
悟り | 700-1000 | 表現不可能 |
平和 | 600 | 至福 |
喜び | 540 | 静穏 |
愛 | 500 | 崇拝 |
理性 | 400 | 理解 |
受容 | 350 | 許し |
意欲 | 310 | 楽天的 |
中立 | 250 | 信頼 |
勇気 | 200 | 肯定 |
プライド | 175 | 嘲笑 |
怒り | 150 | 憎しみ |
欲望 | 125 | 切望 |
恐怖 | 100 | 不安 |
深い悲しみ | 75 | 後悔 |
無気力 | 50 | 絶望 |
罪悪感 | 30 | 非難 |
恥 | 20 | 屈辱 |
意識マップではエネルギー200の勇気以上「パワー」で
それ以下は「フォース」としています。
自分の意識がパワーなのかフォースなのかを認識して、
フォースであるならパワーになるように意識するようになりました。
具体的には、
漠然とした不安の感情になった時は
勇気で不安であることを肯定して原因に向き合う。
プライドを傷つけられたと思った時は、
中立で自分の枠を超えて客観的に見ることで視野を広げるといった具合です。
最後の3つ目は、
相手の意識レベルを知ることで理解を深めることができるようになったことです。
仕事ができるのになんだかもったいないと私が思う人について考えたのは、
意識レベル175のプライドの人なのではないかということです。
他の人に比べて仕事ができていることが心のよりどころになっているので、
他の人より自分が劣ってしまうとそれが苦痛になってしまう。
自分の方が優れていると思っているので他の人の意見をきかない。
いわゆる天狗になっている状態が発生しているのをなんだかもったいない人と感じているように思いました。
他の例として、
身近な人が亡くなったりした場合の反応としては
意識レベルでいえば深い悲しみよりも無気力の方が重症。
感情を出せないほど傷ついていると理解すると、
物語などで葬儀を感情を出さずに淡々と進めて平気なのかと思ったら、
葬儀後に涙を流すシーンは意識レベルの上昇というカタルシスを感じているのだと思いました。
全体的な感想としては、
意識マップが実社会だけでなく物語を書く時にも、
非常に参考になる基準であると思いました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『パワーか、フォースか 改訂版』を使ってみてはいかがでしょうか?