『ビジネスマンのための「行動観察」入門』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『ビジネスマンのための「行動観察」入門』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・人についてもっとよく知りたい人
・行動観察について知りたい人
・たくさんの人の意見から仮説を出すのではなく、少人数の人に深く触れることで生まれる仮説に触れたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①仮説と理論の関係性がすっきりしたこと
②人の名前の覚え方の考え方が変わったこと
③1番のモチベーションが何かに自分なりの答えが出たこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
読む本を探している時に行動観察の言葉にひかれり、読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を使って大きく3つの変化がありました。
まず、1つ目は、
仮説と理論の関係性がはっきりしたことです。
仮説は自分の中でつじつまがあっていれば仮説と思っていましたが、
この本を使って仮説の信頼性を高めるために、
根拠となりそうな既存の理論を見つけてくるというのは、
仮説に対する精度を上げる方法として目から鱗の体験でした。
2つ目は、
人の名前の覚え方が変わったことです。
今までの人の職業名前を覚え方は、
顔のイメージと名前を線でつなげて、
名前の回りに性格、職業、話し方などをマインドマップのように付け加えていくイメージでした。
この本の中で5000人以上のお客さんの名前を憶えているホテルのドアマンは、
顔と会社とつなげてから名前をつなげているそうです。
会社には放送、製造、ガス、飲食など会社の名前とそれに紐づくストーリーがあり、
人の名前だけより人の記憶に残りやすくそれに紐づけることで顔を覚えやすくなるそうです。
もちろん、会社以外にも職業や自分なりにつけたあだなをつけるなど、
自分独自の検索項目を設定して顔と紐づけて名前を覚えていこうとも思いました。
最後の3つ目は、
1番のモチベーションは「人に喜んで欲しい」なのではないかと思ったことです。
モチベーションについての考えは今までにいくつか変化していて、
①モチベーションは必要なので、モチベーションを上げる方法を考えて行動
↓
②行動することが大切なのでモチベーションそのものが不要
(モチベーションないから行動できないというのならモチベーションそのものをなくしてしまおう)
今の結論は
行動できない理由としてのモチベーションは不要のままだが、
行動する理由としてのモチベーションがあってもいい。
その行動する理由としてのモチベーションとして「人を喜ばせたい」に設定する。
(人の中には他の人だけでなく自分も入っています。)
人を喜ばせたいにした理由は、
より相手のことを知り、自分の知る世界をより広げていけると思ったからです。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『ビジネスマンのための「行動観察」入門』を使ってみてはいかがでしょうか?