『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・人生について考えたい人
・悩みについて知りたい人
・ブッダの考え方を知りたい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①悩みの捉えたが変わった
②悩みの解決方法が変わった
③判断の基準が変わった
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
amazonで本を探していて反応しないことについて考えてみようと思ったからです。
(自分を行動することから遠ざけることに反応しないイメージです。)
4 本を使っての変化
この本を使って変化した3つのことがありました。
1つ目は、悩みの捉え方が変わったことです。
今まで悩みは無しくしたいもので、
そして無くなることがあるとどこかで思っていました。
この本では、悩みがあるのは当たり前で無くなることはない。
悩みがあることを認めて、理由を探し、解決策を見つけて悩みを理解することが
大切だと述べています。
悩みを認めて、解決策までが1つのセットであると考えるのであれば、
悩みを認めることは自分で自由を見つける貴重な経験のように思えました。
悩みが無くなると思っていたのは、
悩みにそもそも気づいていないのか、あるいは見て見ぬふりをしていたのかもしれません。
悩みを認めると解決しなくてはいけないとプレッシャーに負けて、忘れていようにも思えます。
今後は少なくとも悩みがあったら、
それを認めてメモを取ることから始めようと思います。
2つ目は、悩みの解決法が変わったことです。
この本では悩みの原因は、過去に経験したことなどから生じる心の反応だとしています。
そこから「ムダな反応をしない」ことが悩みへの1つの対処法であると述べています。
悩みを解決するための心の反応をせずに理解する方法として
「心の状態をみる」習慣を薦めています。
①言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する
③貪欲・怒り・妄想の3つに分ける
①はそのままで単純に今感じていることを言葉にすることです。
例えば、イライラしているとか怒っているなどを言葉として認めることです。
②は心の反応ではなく現実の視覚や触覚などに意識を向けることで
ムダな心の反応を止めることです。
③は以下の3つに分類する
貪欲 自分や相手に過剰な欲求をしている状態
怒り イライラしている、機嫌が悪い、ストレスを感じている状態
妄想 想像したり、考えたり、思い出したり、アタマのなかでぼんやりと何かを考えている状態
これらの方法は、
心の反応は無意識で出てくるものなのでそのまま受け取るしかないという考えから、
心の反応を制御できると自分の言葉や身体的な感覚に置き換えることで、
自分で制御することもできるものへと意識を変えることができました。
3つ目は、判断の基準が変わったことです。
この本では判断することによって、
その判断が考えや行動が縛られることが悩みを生み出すとしています。
また、判断をすること自体が「気持ちよい」
・「わかった気」になれる
・自分が判断したことが正しいと認められるとうれしい
ために判断をしたくなることも書かれています。
では、判断をできるだけしないようにするには、
どんな基準で判断をすればよいのか?
ブッダの判断の正しさの基準は、
「真実であり、有益である(役立つ)」ことと紹介されています。
人にアドバイスとして判断をする時、これはとても良いヒントになると思いました。
真実でなければ、真実でないと知った時に相手を傷つけることが考えられます。
そして、真実であったとしても有益にならないのであれば、
判断をしない選択をすることで自分の縛りを増やさず、
自分自身を身軽にしておくことはとても大切だと思いました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』を使ってみてはいかがでしょうか?